探究

友人から「惑星の旅」というwebページを紹介してもらった。


科学技術振興機構(JST)が製作したコンテンツで、
これまでの人類の惑星探査の歴史を、最新の探査結果や天文学者による様々な学説を交えて、
ドキュメンタリー形式で動画や写真、資料などを見ることが可能になっておりまして。


・・・2時間ぶっつづけで夢中になって魅入ってしまいました。


我々人類の手の及ばないぐらい大きなスケールなものだと思っていた太陽系に、
最新の科学がこれほどに様々なことを解明しているとは驚きです。
1つ1つの星に多様性があり、その奥に秘められた様々な可能性を説く学説が、
我々の知的好奇心を満たしてくれます。


また、ここで紹介されてる1つ1つの惑星探査機にもドラマを感じる。
何十億キロも離れた地球から電波で探査機に搭載したカメラのプログラムを更新し、
見事なまでに海王星の姿を鮮明に捉えたボイジャー2号。
水星より内側の公転軌道上に迫り、極限の状況まで太陽に接近しその役目を終えたヘリオス2号。
地球外生命の可能性を有する衛星エウロパへの衝突を回避すべく、
制御不可能になる前に木星へその身を投じたガリレオ
小惑星イトカワから、その表面サンプルを持ち帰るという困難なミッションを無事達成したはやぶさ


天文学者の情熱の結晶ともいえるこれら探査機には、
もはやただの機械というレベルでは語れない何か崇高なものを感じてしまいます。


宇宙開発の歴史はまだ一世紀と経っていないことを考えると、
これから500年ぐらい先には、我々の想像も及ばないような世界になっているんだろうなぁ。
一目でいいから見てみたい。あぁ、人間の寿命ってなんて短いんだろう!


別方面では不老不死に関する研究が進んでるらしいのでそっちに期待。(ぉ