スキル

4ヶ月ある研修期間も、ようやく3分の1を終了。
研修期間中はスキルを磨けと言われるわけですが。
社会人におけるスキルって大きく2種類あるのです。


1つはテクニカルスキル。
要は仕事をする上での技術やノウハウですね。
当然、研修ではこのテクニカルスキルに関する講義がメインになるわけですが。
でも本当に重要なのはこれじゃない。


本当に重要なのはもう1つの方。
それがヒューマンスキル。すなわち、人と接する技術。


会社は個人で仕事をする場所じゃない。
だからテクニカルスキルがどれだけ高くても、
ヒューマンスキルが低ければ仕事は回ってこない。
周囲との協調ができない人はお払い箱扱いです。


で、ヒューマンスキルを磨くにはどうすればいいのか。
これは、日頃の積極的意識が重要なのだと思う。
まず自分が率先してやる、という意識を持つことで大きく2つの効果が得られると考えられる。
1つは「相手からの信頼の獲得」、もう1つは「対人機会の増加」。
これらはどちらもヒューマンスキルの向上に関係するわけで。
故事成語にも「先んずれば人を制す」とあるように、
相手を自分のペースに巻き込んだ上で協調するには、先んじた行動が必須に思うのです。


と、まぁこのあたりは、今までもなんとなく言葉の上で理解はしていたんですけどね。
「積極的に行動してりゃいいんでしょうよ」とたかをくくっていたらそうじゃなかった。
自分では積極的に行動しているつもりでも、他の人から見れば消極的な部分が多く残っている。
しかし、それは自分では気付いていないため、その部分を改善することさえできないわけで。
じゃあ、どうするのか。


色々考えてみたんだけど、つまるところ以下の結論に至りまして。
それは、「自分の積極性を引き出せる余地を積極的に考える」ということ。
考えることをやめた時点で成長はありえない。
考え続けることが自己成長の促進剤となるのではないかな、と。


まぁ、要は何かって、本当の意味で仕事のできる人になろうと必死なんですよ。(何)